お母さんになるために

2016年02月22日



妊婦



最近、60代の方から、娘さんや、お嫁さんの不妊についてご相談を受けることがよくあります。
Aさんも、そのお一人です。
Aさんは、結婚して5年になる30代の娘さんに子供ができないことを、随分気にしてみえました。
それで、少しお話を伺いました。

わたし:「娘さん、お仕事は続けて、みえますか?」
Aさん:「いいえ、今は、やめています」

仕事を持ってみえる方は、時間もなく、ストレスが多いので、それが原因になることも多いのですがそうではなさそうでした。

わたし:「娘さんは、何でも好き嫌いなく召し上がりますか?」
Aさん:「いいえ、好き嫌いは多い方です。」

わたし:「どんなものが嫌いですか?」
Aさん:「小さい頃から、肉や魚はあまり食べません。野菜も食べれないものがたくさんあります。」

わたし:「では、それ以外で食事は、きちんと3食、召し上がりますか?」
Aさん:「3食、食べるには食べるのですけど、量は少しです。」

わたし:「食事の量が少しで、間食はどうですか?」
Aさん:「実は、お菓子やパンが大好きで、小さい頃からよく食べています。どちらかというと間食がメインのような感じです。」

・・・・ここまで聞いて気がつきました。
そうです。
Aさんの娘さんは、お菓子やパンが大好きで、肉も魚もほんの少し。
野菜もあまり食べれていません。
何十年もそのような食生活をしてみえたのです。

外見上は何の問題もない体のAさんの娘さんは、よくよくきくと、
極度の冷え性でした。そして、時々偏頭痛にも悩まされていました。

Aさんはあまり気にしていないようでしたが、冷え性、偏頭痛ともに貧血の症状です。
もしかしたら、娘さんは、かくれ貧血(潜在性鉄欠乏性貧血)かもしれないと思いました。

母親のAさんからお話してもらって、独自の詳しい血液検査をしていただくことにしました。

結果はやはり、潜在性に鉄が不足するかくれ貧血でした。
そして、胃の消化酵素の働きも十分でないことがわかりました。

体の中の栄養状態などいろいろなことが分かり、食事内容も変えて、栄養素もとり始められました。

現在不妊治療をしてみえるという方も、不妊治療を迷っている方も
まずは、妊娠できる丈夫な体を作ることが重要です。

お医者さんから、これ以上手立てがありませんと言われた不妊の方でも
からだをととのえて、数ヶ月で妊娠した例がたくさんあります。

食事を真剣に考えて変えていくことで、さまざまな不調も改善します。
冷え性や、頭痛がなくなる頃にはAさんの娘さんも、新しい命が授かっているかもしれません。