2016年10月30日

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こんにちは。
貧血アドバイザーの清水享子です。

今日のテーマは、「子どもの身長について」です。

お医者さんに“貧血”と、言われなくても、鉄が不足すると、
いろいろな症状が出ます。

その一つが「発育障害」です。

「なかなか背が伸びない」とお悩みのお子さんのフェリチン値
(貯蔵鉄を表します)は、とても低いケースが多くあります。


鉄を中心にした栄養補給をしっかり行うと、
順調に背が伸び始めるのです。


そのお子さんは、背が伸びるための材料が調わず伸びなかったのです。


背が伸びるためには、成長ホルモンがしっかり出ていることも重要になります。
中学生や高校生がその時期に当たります。


そして成長ホルモンは、10時~2時の寝ている時間に、たくさん分泌されます。
この時間に、中学生や高校生は、夜遅くまで、塾に通って勉強したり、
ゲームをしたりして、まだ起きていることが多いかもしれません。


成長ホルモンがよく働くその時間に、眠らないのは身長が伸びるチャンスを
自ら、失っているということです。


また、栄養の偏りがないように好き嫌いなく食べることが大事です。


カルシウムなどのサプリメントに頼っている方もみえますが、
これだけでは十分ではありません。
鉄のほかにも、良質なたんぱく質、(BCAAなどアミノ酸)や
ビタミンB群などもたくさん必要になります。


良質なタンパク質や、野菜に含まれるビタミン類、カルシウム、鉄をしっかり食べて、
10時~2時までしっかり睡眠をとり、
適度の運動をする…


これではじめて身長を伸ばす準備が整ったと言えます。
もし、お子さんが
・寝ていない、
・偏食がある、
・運動を一切しない、
ということがあったら、まずこの3点に気を付けましょう。


私にも経験がありますが、中学生のころは、反抗期と重なり、
なかなか思うように、親の言うことがきけない時期です。


中学生になる前からの親子関係が、身長を伸ばす鍵を握っているかもしれません。
まずは、規則正しい生活リズムから始めてみましょう。














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