2016年10月23日




こんにちは。
貧血アドバイザーの清水享子です。

今日のテーマは、「高齢者の貧血について」です。

貧血は、若い女性の病気だと思われがちですが、
実は高齢者にも高い確率で貧血の方がいます。

写真は、最近出た新聞記事です。

高血圧で心臓に負担がかかって息苦しくなり救急搬送された80代の男性が、
検査をしたら、実はひどい貧血だったというものです。

貧血があると、酸素を全身に送り届けることができません。
そのため、心臓が拍動を多くして血液をたくさん全身に行き渡らせなければなりません。

こうして貧血があると心臓に負担がかかり、心不全などになりやすいのです。
高血圧があれば、さらに、負担は増えます。

その他にも、消化器ガンやうつ症状、認知症などとも関係してきます。

高齢の方は、粗食になりやすく、タンパク質や鉄分が不足しがちです。
特に、肉や魚をしっかりよくかんで、食べることが大事です。
 
消化吸収能力も 落ちていて、ふつうの食事からタンパク質や鉄分を取ることも大変なのです。
「若くないから肉はいらない」 と思われるかもしれませんが、
認知症を防ぐ意味でも、大切なことです。















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