2016年11月13日
こんにちは。
健康アドバイザーの清水享子です。
今日のテーマは、「女性の髪に関するお悩み」についてです。
抜け毛は、男性のものと思われがちですが、
最近では女性の抜け毛のお悩みもよく聞きます。
甲状腺機能の低下症という病気でも、毛が抜けることがあります。
しかし、一般的には
「年齢を重ねるにつれて、少しずつ毛が薄くなってきた」
「徐々に、くせ毛がひどくなってきた」
というお悩みが多いようです。
髪の毛の材料は、動物性食品に多く含まれるケラチンというタンパク質です。
ですから、肉をあまり食べないという方は、髪が薄くなる可能性が高いと言えます。
そして他にも、必要な栄養素があります。
毛根部の細胞の分裂のために、亜鉛が、
頭皮へ栄養を十分いきわたらせるために鉄などが必要です。
毛根の栄養になるビタミンB群の一つ、パントテン酸や、ビタミンEも
抜け毛の改善に役立ちます。
クセがひどくなって来たり、ちぢれるようになってきたときも
やはりタンパク質の不足が考えられます。
このように、髪にはいろいろな栄養素が関わっています。
また、更年期では、女性ホルモンの低下でも薄毛になります。
いろいろな育毛法を試しても、肝心な髪の材料が足りていなければ、
髪をつくることはできません。
髪に必要なこれら栄養素を取り込むには、偏食することなく
きちんと食事を食べなければなりません。
一日2食だけの人や、食事の量が少ない人は、要注意です。
まずは食事の見直しから始めてみましょう。